ほんとうの愛
人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができます。
劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。
ほんとうの愛とは、そういうことです。
--嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
最近知ったことばです。心から納得しました。
この説に当てはめると、わたしと彼との間に、ほんとうの愛は存在しないことになります。
わたしは、彼の前で強い劣等感を抱いていて、そのため変に優越性を誇示し、いつも拗らせているので……。
でも、わたしと夫、彼と奥さんの間には、間違いなく愛があります。
お互いがお互いの配偶者を「空気」「心の拠り所」と表現していて、まさに当てはまる関係だと思うんです。
もう恋はしてないけど、愛はあるんですよね。
では、わたしと彼との間に、いったい何が見えるのでしょうか?
彼は「愛のない関係は要らない」と言ってくれますが……。
愛はなく、他者承認欲求や所有欲を満たしたいように思えます。
わたしから彼への気持ちは、いまだに恋情や憧れが色濃く、そこに愛が生まれるには時間がかかりそうです。
彼が空気になるなんて想像もできません。
一方彼からわたしへの気持ちは、どこか力試しみたいな感覚で、愛着や執着が強そうです。
ほんとうの愛は存在しなくても、離れがたい気持ちが同じなら、一応うまくやっていけるのでしょうか。
ここでの離れがたい気持ち=恋愛感情と捉えてもいいのでしょうか。
恋愛感情 ≒ 性欲だとしても、不倫だと性欲が占める割合が高いので、自分の中で100%納得いく形は見つけられなさそうです。
騙し騙しやっていくしかありません。
ただ、空気になった時点で、愛は芽生えても恋は失うのかもしれません。
なのでお互い好きでいられる限りは一緒にいたいです。
さて、彼の体調不良を知って連絡をしないようにしてから、数日が経過しました。
毎日連絡したくなりますが、ひたすら我慢しています。
明日だったら話題がありそうなので、もし耐えかねたらLINEしてみます。
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